日本人の「こころの健康」の健全化を目指して〜年間4 万人の死者を生み出す精神医療の規制に向けて
僕の友人からの情報連絡です。
被災されてやる気が出ない、前向きになれない、心に病があるかもしれないなどの方々は数多くいらっしゃるかと思います。
ただ、むやみやたらと精神科や診療内科にて大量投薬されるのだけは避けて欲しいです。
精神的な医療診断と薬の効果に因果関係があまり証明されていないのが多いです。
怖いのは、大量投薬による副作用で、薬に対して依存し、余計に病状が悪化する場合もあります。
有用な情報ですので転載いたします。
日本人の「こころの健康」の健全化を目指して〜
年間4万人の死者を生み出す精神医療の規制に向けて
前略
一昨日、与野党の国会議員による「こころの健康推進議員連盟」が発足しました。これは、隔離収容・多剤大量処方が横行する世界に類を見ない劣悪な日本の精神医療の現状に苦悩する患者当事者や家族の声がようやく反映された形になります。
日本では、精神病院における人権侵害、犯罪がしばしば社会問題となってきました。精神病院の摘発が相次ぎ、隔離収容型の精神医療に国際的な非難が集中した結果、日本では90年代後半から精神医療の方向転換を図ってきました。しかし、精神病床数は大きく減ることなく、長期入院、社会的入院が大きな問題となっています。
国の調査によると、精神病院における身体拘束の数はここ5年で約1.6倍と急増(平成15年5109人/日→平成20年8057人/日)し、むしろ隔離収容に逆戻りしていることがわかります。さらには、死亡退院患者数も増加傾向にあり、平成20年で年間に換算すると18180人に上ります。そのうちの26.5%が入院期間3ヶ月未満での死亡です。
精神科の不適切な治療が命を奪っているという事実はもはや否定できません。医学的・薬学的根拠が一切ない多剤大量処方が、日本の精神医療現場で慣習として受け継がれていますが、その結果としての突然死、中毒死、自殺の実態が徐々に明らかになり、大きな社会問題となっています。
日本最大の精神医学会である日本精神神経学会でも、不適切な投薬、多剤大量処方の実態があることを認め、是正を求める声が上がっています。国もようやくこの問題について重い腰を上げました。睡眠薬・抗不安薬の多剤処方に注意喚起やペナルティを課すことを検討しています。
自殺問題についても、精神科の早期受診・早期治療が自殺減少に全く反映されていないことが問題となっています。自殺者の7割が精神科で治療を受けていたという調査もあります。精神科早期受診促進事業である睡眠キャンペーンのモデル地域の富士市では、むしろ自殺者は急増しています。安易なうつ病スクリーニングが自殺者を増やしたと見る専門家もいます。一向に自殺者が減らない現状に対し、内閣府は医療の専門家ではない民間の有識者を加えた特命チームを11月29日に発足しています。
ここで、我々は大きな岐路に立たされています。このまま精神科医を「こころのケアの専門家」あるいは「こころの専門家」とみなし続けてもよいのかということです。
ドイツでは画期的な出来事が起きました。ドイツ精神医学会が、ナチ時代の精神医学こそが、大量虐殺や強制断種などの非人道的行為に対する責任があることを公式に認め、謝罪したのです。ところが、そのナチ時代の精神医学に直接影響を受け、誤った隔離収容政策と、その延長上である多剤大量処方を許してきた日本の精神医学は、自らの罪・失敗に向き合うことなく、それでも専門家として日本人のこころの健康をコントロールしようとしています。
また、一昨日は被災地である仙台に「みやぎ心のケアセンター」が設置され、精神科医が中心となったこころのケアが展開されようとしています。また、その動きに対する製薬企業の支援も垣間見られます。上記日本精神神経学会でも、製薬業界のマーケティングにのっかり、診断の定義を広げて過剰に患者を作り出すという病気喧伝(Disease Mongerning)に関して問題提起されたところであるので、本当に復興支援につながるよう監視する必要があります。
さらには昨日、労働者のメンタルヘルスチェックを義務付ける労働安全衛生法の改正案が衆議院に提出されています。このメンタルヘルスチェックが、受診促進のツールとして使われた場合、過剰診断・過剰投薬という問題を引き起こすことが産業医の学会等から懸念されていますが、それに対する議論が不十分なまま、この残り短い会期で拙速に可決されてしまう恐れもあります。
当会は、長年に渡り、精神医療の非人道的な実践、患者を害するような危険な治療の問題に向き合い、声を上げ続けてきました。本当に日本人の「こころの健康」を取り戻すためには、少なくともドイツ精神医学のように、日本の精神医療が過去の過ちに向き合うことが必要であることを強く主張します。
議員連盟は、現在の日本の精神医療を隔離収容→アウトリーチ、多剤大量処方→単剤処方と変えて行こうとしていますが、たとえそのように形態が変わったとしても、患者を人として扱わず、副作用を訴える患者の声に耳を傾けてこなかった精神科医の態度が改まらなければ、決して改善されることはありません。
多くの死者を生み出しているというこの深刻な現状を変えるためには、反省なき専門家に手厚い予算をつけることではなく、こころの健康を害してきた隔離収容や多剤大量処方、過剰診断について規制をかけ、人命軽視、EBMの無視という旧態依然の精神医療と決別させる必要があります。それこそが、こころの健康健全化の近道です。
草々


精神科早期介入政策について
子どもの心の問題に精神科が早期に介入することへの問題点を指摘したいと思
います。子どもは大人と違って成長します。成長には身体的な成長と、心の成長
があります。心の成長について現在の精神科医療の問題点です。
子どもの心に大人が持っている心の概念が当てはまるかどうかの問題点を指摘
しておきます。大人の心は精神身体二元論で説明されています。それは大人の心
について今のところ説明可能なのです。ところが子どもの心は精神身体二元論で
は説明がつかないところが多いです。精神身体一元論だと説明つく場合が多いで
す。
特に心の問題を抱えている子どもの心は精神身体一元論の方が説明がつきます。
その意味で精神身体二元論に基づく精神医学が子どもの心を扱おうとすると、間
違えてしまう場合が多いようです。現実に精神科医療を受けていた子どもについ
て、その薬を止めて、子どもへの対応を変えることで、子どもの精神症状が解決
しています。
子どもの心は脳の成長とともに成長をしていきます。精神科医療でも心の成長
を考えています。精神科医療で用いる薬は脳に作用してその効果を発揮していま
す。しかし脳の成長を配慮した薬は今のところありません。脳の成長には解剖学
的な脳の成長と脳が持つ情報つまり心という意味での成長があります。そのどち
らも今の精神科領域の薬は配慮していません。
現在の薬は大人の心についての効果ばかりが強調されて、子どもの心について
の副作用は全く分かっていません。特に長期に使われた場合には、子どもの心の
成長に悪影響を与える可能性が考えられます。子どもの人権に関わる問題を生じ
てしまう可能性を排除してから、薬を使う必要があります。
子どもの心研究所
精神科医師
赤沼
投稿: 赤沼侃史 | 2012年2月19日 (日) 10:00
赤沼さんコメント有り難うございます!
子供の精神科による過剰投薬は確かにきちんと副作用の問題を検証するべきだと思います。
コメント本当にありがとうございます!
投稿: 富山 | 2012年2月20日 (月) 03:54